善人に執着する心 | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

多くの人は自分のことを善人だと思っています。だからこそ、悪人を見たら、容赦なく責めます。

でも、そんな善人に立っている私たちも、死ぬと善人だと立ってはおれなくなる。

それは死ぬと自分の周りのあらゆる世界が消え、自分は善人だと立てなくなるからです。

でも、死んでも執着は残るので、善人に立とうとする。その結果、自分のことを悪者にして否定することで、自分を善人に置こうとするのです。

悪を否定するのは、いつも善人。そんな思いが激しく自分を否定し、死後は苦しみとなるのです。

善人に立とうとする心は自分を否定する心を生み出し苦しむことになってしまうのですね。