人生歳を取ったら、欲しいものが無くなり、お金があっても、特に買いたいものが無くなる。
じゃあ、何を楽しみに生きたらいいのか。
それは人を育てることだと思います。
人を育ててみて思うことですが、相手は自分とは違う。自分はこうしなければならないと思うことも、相手はそれが大切だとは思っていません。
だから、大切なことを大切だと分かってもらう為には時間がかかる。
まさに残りの人生をかけてやってゆくものだと思います。
時には、こんなに時間がかかるのならば、先に自分が死んでしまうと思うこともありますが、それはそれでいい。
なぜなら残りの余生を楽しむ為にやっているから。
人を育てることは、どんな美味しい料理を食べることよりも幸せを感じるものです。
それはとても大変なものですが、それと同時にやり甲斐のあるものでもある。
残りの人生をかけるだけの価値のあるものじゃないかと思いました。