たとえ他人は許してくれても、一番自分を許せないものは自分。
だから、自分が他人を傷つけたことは、頭では忘れても、心の奥底では抱き続け、常に責め続けています。
私たちはその自分の抱えている十字架に対してはほとんどの人が目を逸らし、気づかないふりをしていますが、いざ、臨終になると、逃げていた罪が顔を覗かせ、物凄く自分を責めずにはおれなくなります。
自分の犯した罪からは逃げることはできない。どんなに私は悪くないと正当化しても、罪を消すことはできません。
この罪を無くしたいと思ったならば、謝るしかありません。
人生最後にやらなければならないことは、自分が傷つけた相手に対しての心の謝罪なのかもしれませんね。