変えてゆくものと変えてはならないもの | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

人生には変えてゆくものと、変えてゆきたくないものがあると思います。

例えば、部屋の中にあるもの一つでも、子供が小さい時に必要だからと言って買ったものは、子供の成長と共に使わなくなります。

それはそれ自体が場所を取り、置いてあるだけで部屋が狭くなるので、捨ててゆかなければなりません。

そういう意味で、部屋に置いてあるものは、時代と共に変化してゆきます。

それに対して、大切な人から買って頂いたものは、長く使ってゆきたいし、たとえ壊れても、修復してでも、使ってゆきたいと思うものです。

そういうものは変わらないものです。

私たちは自分が使っているものに、変わってゆくものと、変わらないもの。両方が必要だと思います。

よく一つのものを長く使うことが良いことだと思って、すべてのものを変えずに長く使っている人がいますが、それはただケチなだけで、物を買うとお金がかかるから、同じものを使っているだけで、大事にしている訳ではありません。

私たちはすべてのものを大事にすることはできません。自分の使っている物の中でもこれは大事にしようと思って、限定して大事にしてゆきます。

そうやって、大事にして、同じものを使ってゆくと、心が温かく優しい心になります。

一方で、変えてゆくことも大事です。それは私を取り巻く環境は、時が経つことで、変わってゆくからです。

時の流れに対して、新しいものを取り入れたり、変化を受け入れることも大事なことです。

そこで大事なことは捨てることです。

いつも整理に心がけて、使わなくなったものは捨ててゆく。

その時は必要だと思って買ったものも、時代の変化によって使わなくなったものは、捨ててゆく。

捨てることで新しいものを入れるスペースができる。

そこに新しいものが入ってきて、今の自分に合った暮らしができてゆきます。

変えてゆくものと変えてはゆけないもの。どちらも大切なことであり、二つのことを実践してゆくことで、私たちは幸せな人生を送ることができるようになるのです。