出したらしまう、開けたら閉める、使ったら片付けるということを繰り返してゆくと、自分が如何に思い込みで世界を見ていたか知らされます。
見ているようで見ていない。自分でこうだと決めつけて、ちゃんと見ていなかったことに気づくようになります。
だから、心がけてちゃんと見ようと思うようになります。
だから、少しの変化も気づくようになる。いつもと違うことがあったら、ここが変わったなと思うし、思い込みでこうだと決めつけて見ていることがあっても、それは本当だろうかと確認するようになります。
だから、思い込みの間違いも少なくなります。
人は思い込みで決めつけて見てしまうもの。そんな自分なんだと気づくことで、これは思い込みで見ているのではないかと思って世界を見ることができるようになるのです。