世の中には、やるべき事をやらせる為に自分を責めてやらせる人がいます。
このような人は自分の都合の為なら、自分の心が傷ついても、何とも思わない人なのだと思います。
でも、どんなにやるべき事を早く終わらせる為とは言え、自分を責めれば、自分の心が苦しくなる。
だから、やるべき事が終わるまで、自分を責めて苦しみ続けなければなりません。
でも、苦しみ続けながら、それでも自分を責めるのは、早く終わらせる為なら、自分を責めてもいいと思っているからです。
これは自分の中に理性と感情があることが分からないからです。
私たちはいつも自分を理性の側に立っている。理性とは正しいことをいつもやるものだと思う心。それが現実が思い通りにならないと自分を責めて、理想の通りにしようとします。
でも、それによって感情は傷ついている。それでも感情のことが見えてないから、理想の通りにする為に、感情を責めて苦しむことになるのに、やってしまう。
感情を傷つけない為には、どこかで理想の通りにならなくても仕方ないと思わなければならない。
たとえ自分の思っている時間に終わらなくて、時間がかかったとしても、そんな自分を許してあげる。
理想の通りになるよりも感情を大事にして時間がかかった方が自分の心に温かい人間になれるのではないかと思いました。