怒りの心は悲しみや寂しさが生み出す。でも、悲しみを抱えているのに、悲しみを癒そうとはせずに、相手を責め続ける。相手は謝っても、慰めても、怒りの心は静まることはなく、相手を責め続ける。
こんな時は一時離れた方がいい。怒りは相手があるからできるもの。相手がいなくなると、相手を責めても、相手はいないから、起こした感情は自分へと返ってくる。
そして、苦しみから怒ることもできなくなる。
怒りは一人になりたくないと思って、怒るのに、結果的に一人になっている。
そして、しばらくして怒りが収まると、一人でいることが寂しくなって、素直になる。
その時になってやっと助けられる。
寂しいなら、そばにいてあげたらいい。悲しいなら、背中をさすってあげたらいい。
一緒にいてあげることで心は楽になります。
怒りを起こしている時はどうしてもない。
それが分かると怒りを起こした相手に対して恐れることなく接することができるのですね。