人は相手が間違っていたことをすると注意します。しかし、注意された人が直しても、直してくれたんだと褒めることはありません。
私たちは基本的にまわりの人のことを見ていません。それが間違ったことをした時だけ、気になって正そうとします。
しかし、相手が注意したことを正すと安心して、今度は相手のことを見なくなる。
だから、どんなに注意されたことを直しても、見てはくれないのです。
私は思うのです。相手を注意したならば、ちゃんと相手が直したかどうか見てあげないといけないと思うのです。
注意したことを直すのは、間違っていたからではありません。注意してくれた人のことを大事に思うから直してくれたのです。
だから、相手が直したならば、ちゃんと見て、最近はよく出来ているよと褒めてあげる。
そうしたら、相手は喜んで、もっと直してゆきたいと思います。
みんな自分のことを見てもらいたいもの。だからこそ、相手のことを心がけて見てあげることが大切なのですね。