人は善人の自分はいてもいいが、悪人の自分はいてはならないと思っています。
だから、いつも善人の自分でいようとします。でも、何かのことで、自分が悪人ではないかと思った時、物凄く嫌な気持ちになります。
そして、自分はここにいてはならないように感じて、自分を否定するように、まわりの人を否定します。
でも、幸せになりたいと思ったならば、悪人の自分と感じた時が大切です。
悪人の自分になった時、多くの人は周りの人を否定して、一人になろうとします。
でも、そんな時ほど、人の中にいて、自分の存在を許してもらうことが大切なのです。
幸せとは善人に立つことではない、悪人の自分でもここにいてもいいんだと思えるようになることなのですね。