人は整理をしないと、一度自分のものになったものは永遠に自分のものになると思ってしまう。その為、自分のものにする時は必死なのに、一度自分のものになると見向きもしなくなる。そして、次のものに目が移る。
そうやって、人も物も雑に扱う。
だから、整理をしない人は何も大事にはできない。それは自分のものにすることしか関心がないから。
でも、本当は自分のものにすることよりも、自分のものになってからの時間が大事。
物ならば如何に使ってあげるか、人ならば一緒に過ごすか、それが幸せにつながります。
せっかく自分のものになっても、使わなければ勿体ない。でも、それは捨てる時に感じるものです。
だから、整理をすると、欲しいからと言って買わなくなる。そして、買う前に使うかどうかを考えるようになる。
そして、使うことに心が向くと、どうせ使うならば大事に使いたいと思うようになる。
大事に使うから心が豊かになり、幸せになる。
だから、整理とは幸せへとつながる道なのですね。