悲しみは時として、自分の心を刃のように突き刺す。そこから、怒りが吹き上がり、相手を責める。
では、どうして悲しみが心を突き刺すのかと言えば、悲しみが込み上げた時に、誰かに話をして癒してもらおうとするのではなく、自分で何とかしようと思ってしまうからです。
私たちは誰しも一人で生きてゆかなければならないと思っています。
だから、苦しい時も、一人で何とかしなければならないと思ってしまうのです。
でも、悲しみは一人にされると苦しみが増す。そこから怒りに変わってゆきます。
だからこそ、苦しい時ほど、助けを求めて癒してもらう。そりゃあ、一人で頑張らなければならない時もあるけど、そんな時も気持ちを話で受け止めてもらうことが大切。
悲しみを一番放っておいているのは自分なんだと自覚して、助けてもらうことが大切ですね。