人は誰しも認めてもらいたいという気持ちを持っています。しかし、この認めてもらいたいという気持ちは、本音を言えば、何もしなくても認めてもらいたいという気持ちです。
だから、頑張って結果を出して認めてもらうと、段々と頑張らなくても、認めて欲しいと思うようになります。
それを人は怠惰となったように見ますが、本当は怠惰になったのではなく、ただ頑張らなくても認めて欲しいだけなのです。
私たちはありのままの自分を認めて欲しいと思っています。そして、頑張らなくては認めてもらえないでは不安なんです。
たとえ価値がなくても、頑張れなくても、迷惑をかけても、そのままの自分を受け入れてくれる人がいたならば、私たちは幸せになることができます。
そして、認めてもらって初めて、動き出すのです。本当に安心するまで、人は動き出すことはありません。でも、安心したら、今度は満足を求めて動き出します。
だから、安心するまで認めてあげることが大切です。ありのままの自分でもいいんだと思えることが大切なんですね。