仏教はやりたいことを我慢する教えでは無い | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

仏教とは好きなことを我慢してやらない教えではなく、好きなことをどんどんとやってゆく教えです。

それは好きなことをやらなければ、いつまでも執着して、そこから離れることができないからです。

欲に流れることは無駄なことだと教えられても、実際に欲に流れなければ無駄だとは分からない。

無駄を無駄だと頭では分かっていても、体にかけてやらなければ無駄とは分からない。やってみるからこそ、無駄なことだと分かり、卒業してゆく。

しかし、どんなにやったとしても、整理をしなけれぱ、無駄だとは気づかない。欲で買ったものは、欲しいだけで、結局は使わない。でも、使うかもしれないと思って捨てなければ、無駄とは気づかない。

だから、整理をしてみて、無駄なことにお金を使ったと気づきます。

欲しいと思ったら、やったり、買ったりする。そして、使わなくなったものを整理をしてゆくということを繰り返してゆくことで、やりたいこともなくなるし、欲しいものもなくなる。つまり、外界の事象にとらわれなくなるのです。

そうなって初めて目が心に向く。そこからが本当の仏教。心に目を向ける為に、まずやりたいことをやってゆく。

やりたいことをやらなければ、仏教も始まらないのですね。