幸せにしてあげたいという気持ちは誰でも起きますが、多くの人は思い通りに相手が変わってくれないと、腹を立ててやめてしまいます。
相手というのは変わらないものだと思って、変わらない相手を見続けてゆくことは苦しいことであり、その苦しい気持ちを忍ばなければ、相手を本当に変えてゆくことはできません。
仏というのは、相手の苦しみを自分の苦しみのように感じ、その苦しみを静かに忍んで下さる方。
だから、相手が変わらないことに腹を立てることはありません。
苦しみを忍ぶことができなければ、相手を幸せにすることはできない。
人を幸せにする人は誰よりも苦しみを忍ぶ心が強い人なんですね。