時は流れるように過ぎてゆく。残された時間を何に使うか。それがその人の人生の価値を決めます。
そう思って、悔いなき人生にしたい人は、誰にも真似ができないことをすれば価値ある人生になると思っています。
でも、仏教から言ったならば、誰にも真似ができないようなことをしなくても、誰でもできることでも、それを疎かにすることなく、人生を通じて実践したならば、それは価値ある人生になると教えられます。
たとえば早起きをすること一つでも、そんなことできたって誰も褒めてはくれませんが、早起きをどんな日も疎かにせず、毎日続けたならば、それは仏教的に見たら、とても価値のある人生だったと言えます。
当たり前のことを当たり前に続けることは、実は難しいこと。
人生を通して当たり前のことを疎かにせず続けてゆくことは、とても価値のあることなんだと思いました。