世の中の人たちは金持ちになることが幸せだと思ってお金を求めています。
もちろん生きてゆく為にはお金が必要ですが、仏教的にいったら、お金がたくさんあるからといって好きなように使える訳ではありません。
なぜなら、お金の使い方によって自分の価値が決まるからです。
お金を使うとものに変わる。そのものを大事に使ったら、自分の価値が上がるし、たくさんあるからといって雑に扱ったら、価値が下がり苦しむことになる。
だから、どんなにお金があったとしても、大事に使える分しか、使うことはできないし、たくさんあるからといって雑に使ったら苦しむことになる。
幸せはお金の大小で決まるものでは無い。どれだけ今あるお金やものを大事に使うかによって幸せになることができるのです。
この真理が分かったら、お金にとらわれる心からも離れることできるのですね。