人は自分に不満がある時には文句を言うのに、他人が文句を言っていると、あれは良くないと責めていても、何とも思わない。
自分というものは見えないものです。
他人の姿を見て、それが正しいかどうか、判断するのではなく、自分にもあるなあと見ることができたら、反省できるし、成長する。
でも、私たちは他人を見て、あれが悪いと見るときは、自分には悪いところなんてないと思って責めている。
責めるから、余計正しいところに立ってしまい、相手の姿を見て、自分にもあると思えなくなる。
そうやって、反省することなく、歳だけを取ってしまうのです。
大人だから子どもと違うのではない。
子どもと変わらない大人も世の中にはいっぱいいるのだなと思いました。