性根 | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

人間の心の奥に性根というものがあります。

これがまっすぐか、曲がっているかによって、この世界を生きていくことが、楽しく楽にできるか、それとも不安で苦しみながら生きるかが決まります。

性根がまっすぐな人は、人を恐れることをしない。だから、他人の話を素直に聞き、間違いがあったら、直してゆきます。

それに対して、性根が曲がっている人は、いつもまわりの人が自分の存在を否定してきているように感じます。

だから、他人から間違いを指摘された時、間違いだけを正せばいいのに、自分の存在を否定されたと感じて、酷いと思ってしまうのです。

だから、間違いを指摘されても、正すことをせず、結果的にまわりの人に嫌われてゆきます。

この性根は、いつ生み出されるかというと、幼少の時。

親がその人に対して、信頼関係を築いてきたか、それとも、思い通りにならないと責めてきたかで、性根がまっすぐか、曲がってしまうか決まります。

性根が曲がってしまうと、この世界はいつも地獄のように厳しい世界のように感じられてしまう。

悲しいけど、否定されながら生きてゆくしかなくなるのです。