その都度片付ける | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

人生とは、開けたら閉める、出したらしまう、使ったら片付けるの繰り返し。私たちはついつい開けたら、開けたまま、出したら出したまま、使ったら使いっぱなしにしがちですが、仏法では、一回一回元に戻すことを教えられます。

それは心を元に戻す訓練のためです。私たちの心は放っておくとどんどん穢れてゆきます。穢れるとは、欲以外のことすべてが面倒臭くなる。つまり、出したものをしまわないと、余計しまうのが面倒臭くなって、出したら出しっぱなしにしてしまうのです。そして、思い通りにならないことが苦しくなります。

人生は思い通りにならないことの連続です。だから、穢れるような習慣が身につくと、毎日が不満と怒りの連続で苦しむなければなりません。

思い通りにならないことが苦しいのは、自分の心を元に戻す習慣がないから。だから、使ったら、その都度片付けなければならないのです。

心は毎日の習慣によって生み出されます。自分が苦しむことがないように、その都度、その都度片付けてゆきたいですね。