人生は修行の場 | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

人生とは修行の場。朝起きてから夜寝るまで、心を見つめて、幸せな思いを起こし続けてゆく。まわりの人から何か頼まれたら、気持ち良くやる。これを実践しようとしたら、欲を起こして何かに夢中になることはできません。何故なら、欲を起こすと、欲を優先するのが当たり前に思えて、誰かに何かを頼まれても、面倒臭くて動きたくなくなるからです。どんな時も気持ち良く動くというのは、簡単なようでいて、難しい。それはいつも余裕を保つ必要があるから。たとえ何かをしていても、それを切って相手の願いを聞き入れる。この切るというのが、執着を切るという行為。これを続けてゆくと、欲に流れることができなくなる。欲に流れるには、目の前のことを始めたら、いつまでも続けておれると思わなければなりません。でも、相手が何か頼んできたら、パッと動こうと思ったら、欲に流れても、いつでもやめられるようにしなければなりません。これでは欲に流れても楽しくありません。ちょうど遊園地に行ったときに、みんなの夕ご飯の用意をしなければならないなあと思いながら、楽しむようなもので、未来のやるべきことを考えて、欲に没頭しようとしても、楽しむことができないようなものです。
でも、欲に流れることができないのは、人をイライラから離れさせ、穏やかな心に変えてゆきます。まず、この穏やかな心になること。そかから、善の思いを起こす修行をしてゆく。すべてのことに温かい気持ちで接してゆく。そして、温かい心を保ってゆく。これを意識しなくても続けられるようにしてゆく。そうしたならば、心が温かく幸せな気持ちが起きてくる。

幸せはどんなに物質的に恵まれても得られません。心を温かくしてゆくこと。それが幸せになるということです。その為に、日々修行に励む。修行することは楽しい。それは自分が幸せになる為の種まきだから。幸せになりたいからこそ、修行に励むことができるのですね。