無始流転の苦をすてて無始流転の苦をすてて 無上涅槃を期すること 如来二種の回向の 恩徳まことに謝しがたし阿弥陀仏に救われるとは、阿弥陀仏から信心を頂くということ。その信心とは、仏の心であるから、信心を頂くと菩提心を起こし二河白道を進んでゆくことができる。二河白道を進むからこそ、無始流転の苦を捨てて、いつか無上涅槃へと到達することができる。これはひとえに阿弥陀仏から頂いた信心のおかげなので、この恩徳をどうやって報いたらいいのか、悩まずにはおれなくなるのです。