自分を寂しくさせているのは、他人じゃない | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

私たちは相手の言動を通して、寂しく感じた時に、寂しくさせた相手を責めるだけで、寂しいと感じた自分の為に動いてあげることをしない。

本当は自分の為に一番動いてあげるべきは自分の筈なのに、こんな寂しい思いにさせたのは相手だから、相手が悪いから、相手が動いて当然だと思っている。

でも、不満を言ったからといって相手が動いてくれる訳ではない。あくまでも動いてくれるのは相手の好意だからであって、相手が動くのは当然ではない。それが分からなければ、その人のまわりから人が離れてゆく。寂しい、寂しいと訴えながら、寂しい環境へと自分を追い込んでゆく。

自分を寂しくさせるのは、他人ではない。寂しいと思う私の為に動いてくれない自分に原因があるのである。

そんなに寂しいと思うならば、寂しいから一緒にいて欲しいとお願いするしかない。それが寂しいと思う自分の為に動くということ。

自分は高い所にいながら、寂しいから私の為に動けと言って、動いてくれたとしても、それで寂しく感じないのは、まわりの人が思い通りに動いてくれる間だけ。思い通りにならなくなったら、また寂しくなる。

一番自分を寂しくさせているのは自分だと思って、自分に優しく、自分の為に頭を下げられるようにならなければならないと思いました。