責める人は責めることで相手を動かすことができると思っている。だから、相手が思い通りにならないと、なんでこの人はこうしないんだと心で相手を責めている。
でも、そうやって責めている人に限って、自分が責められることが耐えられない。それは責められることによって、自分は相手によって自分の意志とは関係なく動かないといけないと思うから。責められることによって無力な自分が見える。だから、自分はそんな無力な自分と思いたくないから、腹を立てて、相手を責める。責めるだけでなく力で相手の思いを踏み潰そうとする。
それは自分には力があるのだというかとを見せつける為。
反対に責めない人は責められても腹を立てない。それは責められても、相手の言いなりにならないといけないと思わずに、自分の意志で行動できると思うから。
責めるから責められることが耐えられなくなる。責めなくなったら、責められることも苦しくはなくなるのに。責めるのは、苦しみを生み出すだけなのですね。