過ぎ去った時間は後戻りをすることはできない。今という時間は二度とやってくることはないし、人生には必ず終わりが来るから、一日一日と残された時間が短くなってゆくことが真実である。
私たちはどれだけ今という時間は限られた時間であり、もう戻らない時間だと思ってかけがえのないものだと思って生きているだろうか。
人生とは死に向かっての旅である。この人生が幸せなものになるか、それとも苦しみとなるかは、この人生をどう生きたかで決まる。
私は一度しかない人生であり、今という時間は二度と戻って来ない時間なのに、今という時間に執着することなく、まるで無限に時間があると思って過ごしている。
でも、そんな私にも死は確実に近づいているのであり、残りわずかという時が来る。そうなってから、自分の人生を振り返った時に、今のままだと、ただ時間の無駄遣いをして過ごしてしまったと後悔するだろうと思う。
人生には限りがあるのに、限りがあると思ってない。でも、思ってなくても、残された時間は刻一刻と少なくなっている。
この時間を大切にできるように生きたい。その為にも、我が身の無常をいつも意識してゆかなければと思いました。