楽になりたいと思うから苦しみが激痛になる | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

苦しい時、楽になりたいと思えば思うほど、今受けている苦しみが激痛のように感じ、その苦しみを味わっている時間が耐え難い苦痛に感じられる。

そして、そんな人ほど、自分がこんなにも苦しい思いをしているのに、まわりの人は冷たいと、他人を攻撃する。

確かに自分にやってきた苦しみを何もかも他人のせいにしてしまえば、その時は自分は正しいと思えて楽になるが、苦しみを受けている現実は何も変わらないので、変わらない現実にまたのた打ち回るように苦しむ。

人生自分が悪くなくても苦しむことはある。それを悪いことさえしなければ、苦しみを受けることなんてないと思っているから、苦しい時に、自分はこんな苦しみを味わうような悪いことをしたのだろうかと自分を否定して、さらに苦しむ。

苦しい時は苦しい時で仕方ない。思い通りにならない時は思い通りにならないで、待つしかない。

何とかすれば、この苦しみがすぐに楽になると思っているから、苦しみを受ける時間すべてが我慢となってしまう。

苦しみをあまり味あわなくて済む方法は、苦しみがやってきた時に、この苦しみとお付き合いして生きてゆこうと思うこと。

付き合ってゆくと思えば、現在の苦しみも、慣れて当たり前になる。

すぐに楽になろうともがくのではなく、苦しみと共に生きてゆきたいですね。