思い通りにならないことが怖い | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

世の中には自分の思い通りにならないことが起きることを酷く恐れる人がいる。
自分の思い通りにならないことが起きるんじゃないかと想像するだけで、そんな所に行きたくないと避けて逃げてしまう。

それは思い通りにならないことが起きると我が崩れるから。我が崩れると感情が吹き上がる。

この感情、吹き上がったら否定されるのではないかと思って、自分で自分の感情を責めて抑えてしまう。だから、感情が吹き上がることが苦しい。

このような人は小さい時に、思い通りにならないことがあって、感情が吹き上がって泣いてしまった時に、親からうるさいと言われて否定されたから。

子供は大人よりも思い通りにならないことがあって、感情が崩れることが多い。そんな時、泣くのは、親からよしよしと慰めて欲しいから。

でも、親が慰めることなく、子供を否定してしまうと、感情が露わになると否定されるという恐れが出来て、感情が吹き上がると自分で自分を抑えてしまう。

結果、感情が吹き上がるような我が崩れることから逃げるようになる。

小さい時から親からどのように接してもらったかは、その人の一生を決める。

できれば、子供が泣いている時は、静かに抱きしめてあげて、よしよししてあげたいですね。