駄目な人間になりたくない人ほどちょっとのことで駄目だと諦める | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

ダメな人間になりたくないと思って頑張っている人ほど、理想の通りにゆかないと自分をダメな人間だと思うようになる。
一旦、自分をダメだと思うようになると、何か自分の中でできることがあったとしても、心の中では、そんなことができても、お前はこんなさえもできないじゃないかと自分の欠点ばかりを見てしまい、自分の自信を奪ってしまう。

だから、このような人は自分に自信を持つために、他人が真似が出来ないような凄いことができないとダメだと思ってゆく。

じゃあ、その夢に向かって頑張るかと言えば、今まで他人のできないところを見て、ダメ出ししてきた分だけ、ちょっと失敗しただけでお前はダメな人間なんだと烙印を押されるような気がして、失敗を恐れて、できない自分と向き合って、できない所を克服してできるようにしようと努力してゆくことはしない。そのくせ、“自分は十分に頑張ってきた。それでも報われなかった”と言い訳だけは一人前。本気で何かに取り組んで失敗した経験がない分、やればできるのが自分だと思って、高い所に立って、他の人をこんなこともできないなんてダメだなと見下している。

もちろん、このような人も頑張ることもある。それは自分が頑張れば、何か他人が真似が出来ないような特別なことができると思っている間だけ。そんな特別なことは、ちょっと昨日今日頑張った所で得られるものではない。

だから、自分はこんなにも頑張ったのに報われなかったと僻むだけで、夢を掴む為にコツコツと努力してゆこうとしない。

結局、自分の思い通りにならないまま、時間だけが過ぎてゆくだけ。そうなると何をやってもダメなんだと腐ってゆく
これがダメな人間なんだと思うようになった人の姿なのです。