幸せのこころとかたち(ダメ人間になりたくないから頑張る人) | 幸せのこころとかたち上田祥広のブログ

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人はどうしたら幸せになれるか。なぜ苦しまなければならないのか。お金や地位や名誉をどれだけ手に入れたかを問題にするよりも、自分がどうしたら幸せになれるかを問題にして生きてみませんか。

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ダメ人間になりたくないから頑張る人

多くの親は子供に対して、このようになって欲しいという願いを持っている。

でも、その願いが強く、こうなって欲しいと子供に関われば関わるほど、無意識のうちに子供に対して無力感を植え付けてしまう。

子供とは言うことを聞いてくれないもの。

そんな子供が親の言うことを聞いてくれるようになるのは、子供自身、自分の感情を否定しないとできないもの。
親は子供が思い通りにならない時に、その子の感情を否定して、言うことを聞かせようとする。
それは親自身が正しい所に立っていればいるほど、自分の言うことを聞けばいいと思って、子供を動かす。

子供は子供で親の言うことは正しいと思えば思うほど、親の言うことに従い、自分の感情で物事を考えることを否定するようになる。
つまり、考えない子供になる。

考えない子供とは、自分の感情を否定する子供。

そうやって、親の言うことに従っていればいいと育てられた子供は、自然と自分の中でこれは正しい、これは間違っているという価値観ができるようになり、それに従えない時は、自分はダメな人間なんだと思うようになる。
つまり、このような人は、自分はダメな人間になりたくないから生きるようになる。
そして、どんなことをしても、心から喜ぶことはできなくなる。

何故なら、自分の中でいつも自分が思う正しいことをしているだけで、それができて当たり前、できなかったらダメだからだ。

このような人は、自分の常識に従うだけで、自分は我慢してまで正しいことに従っているから、いつか幸せになれると思っている。でも、どんなに正しいことをしていても、自分の感情を否定しているので、幸せになることはできないのである。