幸せのこころとかたち
ダメな人間になりたくない人ほど、ちょっとのことでダメだと諦めるようになる。
ダメな人間になりたくないと思って頑張っている人ほど、理想の通りにゆかないと自分をダメな人間だと思うようになる。
一旦、自分をダメだと思うようになると、何か自分の中でできることがあったとしても、心の中では、そんなことができても、あなたにはこんなにもできない所があるじゃないかと自分のことを否定してきて、自分の自信を奪ってしまう。
だから、このような人は自分に自信を持つために、他人が真似が出来ないような凄いことができないとダメだと思ってゆく。
じゃあ、その夢に向かって頑張るかと言えば、この人は今までダメな人間だと烙印を押されないように頑張った分だけ、“自分は十分に頑張ってきた。それでも報われなかった”と思うだけで、頑張ることができない。
もちろん、このような人も頑張ることもある。それは自分が頑張れば、何か他人が真似が出来ないような特別なことができると思っている間だけで、そんな特別なことは、ちょっと昨日今日頑張った所で得られるものではない。
だから、自分はこんなにも頑張ったのに報われなかったと僻むだけで、夢を掴む為に頑張ることはしない。
これがダメな人間なんだと思うようになった人の姿なのです。