昨日、東急シアターオーブ 雪組公演『２０世紀号に乗って』初日観てきました。
もの凄く楽しくて、今年の宝塚観劇のモヤモヤを吹っ飛ばしてくれました
今年最初の観劇 月組『ON THE TOWN』 トップコンビがちょっと目立たなくてモヤモヤ
次 雪組『ファントム』 たった1回しか観れなくてモヤモヤ
その次 星組『霧深きエルベのほとり』 カールとマルギットの恋愛感情に共感できなくてモヤモヤ
さてさて、この『２０世紀号に乗って』は大満足の作品
難しくないストーリーがスーと頭に入ってきて、軽快な音楽に身を任せ、トップコンビの凄さに感心し、登場人物に笑いこけ、トップコンビとお芝居をすることの相乗効果で出演者すべてが輝いていました
だいもんさん(望海風斗)って、こんな面白い役が似合うなんて思ってもみなかったです。
ポスターの姿からコワソーと思っていました。でも登場のシーンから大爆笑それから笑いっぱなし
きいちゃん(真彩希帆)が凄かった
その歌声・そのお芝居。その達者ぶりに大感動
舞台を観ているとき何度もわぁと小さな声が出てしまいました。小娘から大女優までピタリとハマる凄さ
何てジェンヌさんなんだと感心しきり
第2幕のメイフェアのパーティの歌唱は素晴らしかったです
表彰状ものです
歌の良し悪しなんて分からない私ですが、息を止めて聞惚れるとはこのことと思いました。
咲ちゃん(彩風咲奈)の3枚目ぶりが可愛い
嫌味なくて面白くてとても良かった
車掌の翔ちゃん(彩凪翔)、ひとりお笑い要素の無い役で、真面目さの中の爽やかさで清々しかったです。目立っていました
専科の京三紗さんが可愛らしいおばあちゃんで、みんなを振り回す姿が憎めない
まなはる(真那春人)とあーさ(朝美絢)とあす(久城あす)ももちろん面白くて、こんなに笑わせてくれてありがとう
「上質のミュージカル・コメディを目指そう」という合言葉のもと、お稽古に励まれたとのこと。
「ミュージカル・コメディ」これほど幸せをもたらしてくれるものがありましょうか
ドタバタやハチャメチャさが無く疲れない笑いと言っていいでしょうか
ジェンヌさんの美しさや上品さが失われることなく笑わせてくれる最高の作品だったと思います
最後のだいもんさんのご挨拶で、みんなでシュッシュッポッポしたこと忘れない
楽しくて楽しくて本当に幸せでした