昨日、三越劇場で『恐怖時代/多神教』を観てきました。
宝塚OG、みっちゃん(北翔海莉)、妃鳳こころさん、あっきょんさん(亜聖樹)、みくちゃん(花陽みら改め花陽みく)ご出演。
みっちゃんとあっきょんさんは雪組桂ちゃん(音月桂)退団公演『JIN/GOLD SPARK！』でご共演。
みっちゃんとこころさんとみくちゃんは月組公演『ルパン/Fantastic Energy！』でご共演。
退団後にこうして組を超えて同じ舞台に立ったところを観られるのはとても嬉しいことです
大盛況でSS席はすべて売り切れ、そしてプログラムも売り切れていました
再入荷予約にも長い列ができていました。
“藤間勘十郎文芸シリーズ其の三”で、『恐怖時代』は谷崎潤一郎、『多神教』は泉鏡花原作とのことです。
う～ん
面白くなかったというか楽しくなかったというか
私は小説でも劇でもまずストーリーが楽しめるかに目が行きます。
『恐怖時代』は自分の子供を当主にするためお家乗っ取りをたくらむ話ですが、最後が凄惨すぎて受け入れられませんでした
『多神教』は内容がイマイチ理解できませんでした。
でも宝塚OGの皆さんは観ていて嬉しくなるほど良かったです。
モテモテの愛妾お銀の方のみっちゃん！美しかった
男に媚びる顔と悪事をたくらむ表情が絶妙でした。
若く美しい小姓伊織乃介との恋愛場面もしっぽりとなまめかしい。
妃鳳こころさんはお由良と丑の刻参りの女と演じてらっしゃいました。しっかり演技を観たのは初めて？とても可愛い方です
あっきょんさんとみくちゃんは腰元と村人役でした。腰元約では立ち姿が美しく、村人の踊りも迫力があってすごく良かったです
茶坊主役の古今亭志ん輔さんが“立てば銀橋 座ればお銀 歩く姿はナイヤガラ”とアドリブを言われて笑えたのが一番楽しかったです