12月の読書 | shiratsuyuのひとことがたり

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宝塚観劇や読書の備忘録としてひとこと感想を

あけましておめでとうございます門松

 

昨年はこんなへなちょこブログに足をお運びくださいました皆さま、本当にありがとうございました<m(__)m>

 

何とか続けていけるのは皆さまのお陰だと深く感謝いたしますパー

 

さてさて去年に書いてしまおうと思っていた読書の備忘録、今頃になってしまいましたが綴りたいと思います。

 

54)~59)宮部みゆき著『ソロモンの偽証』①~⑥

第Ⅰ部事件、第Ⅱ部決意、第Ⅲ部法定の3部仕立て

クリスマスイブの深夜に誰も入れないはずの校舎屋上から中学2年生の柏木卓也が転落死するという事件が起こる。

第一発見者は同じクラスの野口健一。

不登校児だった柏木卓也は警察の調査や親の意向によって自殺と判断され、それで一件落着となるところだった。

そこに犯人を特定する告発状が届く。

その内の1通が破られてマスコミの手にいってしまう。

中学3年生になった柏木卓也の級友は事件の真相をつかむため「学校内裁判」を開こうとする。

夏休み、学校の体育館で、告発状を受け取ったひとり藤野涼子を中心に中学3年生有志による「学校内裁判」が開廷することに。

証人の証言、反対尋問、意外な証人の出廷。ついに柏木卓也の死の真相が明らかに目

陪審員の意見は?判事の判決は?

賢く勇敢なこの中学3年生たちキラキラ

読ませる読ませる息つく暇もなく6巻読み終えることができました。

宮部みゆきさんの筆の力、構成力、人物造形素晴らしいグー

 

60)小森香折作 染谷みのる絵『里見家の宝をさがせ!』

宮部みゆきさんの力作を読んで疲れた頭を休ませるためYAの軽い本を読みました。

こちらは小学5年生が主人公。

舞台は千葉県市川市。

茅ヶ崎から遺言で譲られた市川の古いお屋敷に越してきた杏珠が、男のような少女陸と共に家訓に書かれていた里見家のお宝を探すことにコインたち

千葉といえば『南総里見八犬伝』!里見家、八犬士ですよね!!

小中学生のための本といえども面白かったですOK