読書それから3 | shiratsuyuのひとことがたり

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宝塚観劇や読書の備忘録としてひとこと感想を

もう一息(゚ー゚;読書の備忘録綴ります。


㊼六道慧著『安倍晴明あやかし鬼譚』

御年84歳の安倍晴明が眠って目を覚ます度に若返っていき、悪の式神軍団と闘うというお話でした。紫式部の源氏物語の内容と関わってきたりして面白く読めました。が、一番驚いたのは安倍晴明が長生きだったことです。


㊽角田光代著『紙の月』

宮沢りえ主演の映画にもなった作品で、実際の事件がモデルになってるという小説でした。

パート銀行員が横領を繰り返していく過程が描かれていますが、お金が自分のためでもなく、男に強要されたわけでもなく、たまたま不正がなかなか発覚しなかったというだけで1億円に。

主人公に感情移入して読めば面白かったのでしょうか?


㊾大崎梢著『かがみのもり』

中学生男子コンビが新任教師を巻き込んで繰り広げられる、神社の奥宮をめぐる謎と騒動の物語。

これは図書館ではYA(ヤングアダルト)図書に分類されているもの。私、このYA分類の図書が案外好きなのです。分かりやすいストーリーに爽やかな読後感。中高生がこんな本をたくさん読んでほしいなぁと思います。


㊿東野圭吾著『マスカレード・イブ』実家に帰るとき新幹線の中で読む用に借りた本。往復車内で読み終えました。

東野圭吾はテッパンです。ハズさないですよね。面白い!

『マスカレード・ホテル』で出会うホテルフロントクラークの女性と新人刑事の、知り合う以前のそれぞれの物語。

この小説の中で気になることが!

フロントクラークの女性・尚美が大学生の時、映画研究会というサークルにいて、そこの先輩にホテルで出会い当時を思い出す場面で、尚美の好きな映画の一つに『グランドホテル』がありました。

その先輩はその映画の登場人物で好きなのは「ジョン・パリモア演じるインチキ男爵だ」というのです。

このインチキ男爵って珠ちゃん(珠城りょう)演じるフェリックス・フォン・ガイゲルン男爵のことなのでしょうか?

スカイステージで映画が放送されていたのに残念なことに見ていません(>_<)

月組公演に期待が高まっていきます!