湊かなえ著『母性』読みました。
私は小説類はほとんど図書館で借りて読んでいます。
小説家の皆様及び出版社の方々すみませんm(_ _ )m
図書館は無料の貸本屋だ!とお怒りの気持ちは分からずもありませんが、読んでみなくては値打ちが分からない小説類はなかなか買う気にならないのが現実です。
今回読み終えたこの小説、人気作家ゆえ予約してからどれぐらい待ったでしょうか?
でも、申し訳ないですが待った甲斐は無かった気がしました。
買わなくて良かったと思いました。
特に感動も無く、もう一度読みたいと思う作品ではありませんでした。
まぁミステリー仕様ですので、先が気になりスイスイと読めますが・・・。
第一章~第六章まで母性について・母の手記・娘の回想で構成されています。
母性についてで現在のこと
母の手記で過去の出来事
娘の回想で母の手記で書かれた出来事と対応する娘の立場での気持ちが書かれています。
母と娘でとらえ方の違うこと!
当然ですよね。いくら母娘だからといって考え方とらえ方は違って当り前ですものね。
母性についてもそうですね。
女性に初めからそなわったものなのか、子を生して育てる過程でそなわるものなのか、ここのところを物語にしていたのですが、登場人物の母にも娘にも共感できるところが無かったので、心に響くことがなく読み終えてしまいました。