昨日、神奈川芸術劇場宙組公演『ヴァンパイア・サクセション』を観てきました。
題名やポスターの感じから地味な作品かなぁと思っていたのですが、とても面白くて心にしみわたるいい作品でした。
特別アドリブがあるわけではないのですが、セリフやその掛け合いで結構笑わせてもらいました。
横浜まで行った甲斐がありました。
現代のニューヨークに蘇えったヴァンパイアのお話です。
ヴァンパイアは動物の冬眠のような眠りと目覚めを繰り返して永遠の命を保つようですね。
永遠の命を捨てて人間として生きたいと思うようになるヴァンパイアを真風涼帆さんが的確に演じていらっしゃったと思いました。
“永遠の命を与えられるより 愛に包まれて死を迎えることを願う”(正確に覚えられなかったのですがこんなニュアンスだったと)
このセリフや歌詞が心に響きました。
私もそう思いますと心の中で答えておりました。
今回一番印象に残ったのは何といっても伶美うららさんです。
すんごく美しいという言葉がぴったりのジェンヌさんですよね。
その伶美さんが殻を破って演じたケバい女が面白かったです。
こんな役にこれからも挑戦していただきたいものです。
そして目についたのが献血ラッパーの3人組
カッコよかった!一人一人のお顔は認識できなかったのですが、プログラムで確認したら、留依蒔世さん、潤奈すばるさん、優希しおんさんでした。
他の役でも出ていましたが分からなくて残念でした。これから注目して見てみたいと思いました。宙組男子もカッコイイ!
残念だったのが、ハワード・ハーマン役の美月悠さんと助手愛白もあさん・結乃かなりさんの3人が最後の方でTシャツの背中を見せるのですが、そこに描かれていた絵が何か分からなかったことと
伶美うららさんが最後に真風さんに言った言葉が聞き取れなかったことです。結構ウケていたんですよね。
フィナーレの真風さんと星風さんのデュエットダンスでのリフトとても美しかったです。
美しいリフト最高です!