前々回読んだ作品、前回読んだ作品ともイマイチだったので、今回面白い作品と読みたいと思いました。
そうテッパンの作家東野圭吾さんの作品です!
東野圭吾著『疾風ロンド』読みました。
サクサク読めて笑いがいっぱい!気分転換には最高の作品です。
もちろん推理小説ですのでハラハラドキドキもあります!こちらが中心なのはあたりまえなのですが、主人公(かな?)の言動が笑えます。
生物兵器をスキー場のブナの木の下に埋め、3億円を要求。その犯人があっけなく事故死してしまうところから物語が始まります。
センセーショナルな始まり方で、読む方も一気にテンションが上がります↑↑
その生物兵器を探し出し、無事回収するという任務を与えられたのが大学医科学研究所主任研究員栗林和幸。
彼が中2の息子の協力を得て長野の里沢温泉スキー場に乗り込み、パトロール隊員の決死の活躍におんぶにだっこ状態で問題は解決に向かうと思いきや・・・・・。
それは読んでのお楽しみということで(*^^)v
彼と息子との会話、また彼と上司である所長との会話には笑わせられっぱなしでした。
パトロール隊の臨時協力者瀬利千晶があやしい男を表現するのに「とどめ色と黄土色の縞柄の帽子をかぶった男」にも笑いました。
そもそも「とどめ色」って?作中人物も疑問の思っていたね。
広辞苑にも出ていないよ⁉
こういう時は、wikiだな。
出ていました。
「桑の実の色。黒紫色。それが転じて汚い色を表す。」と。
ふ~ん。あんまり使わない方がよさそうですね( 一一)