先日、

まーしゃのやっている

「聴き方講座」で、

どんなことをしているのか、

話す側のことを書いた。

 

今回は、

「聴く側」の人が、

「どうやって聴く」のかを書いてみる。

 

「どうやってって、

聞けばいいんでしょ!」

と思われるかもしれない。

 

前回、②と③で、

話が終わるまで何も言わずに

最後まで聴き、

話が終わってから

質問したり、

感想を言ったり、

アドバイスしたりしない、

ということを書いた。

 

そうしたら、

聴く人が言いたいことが言えず、

ちょっと辛くなっちゃうんじゃない?

 

と思う人がいるのでは?

 

そして、

 

実はそこに気づくことが、

ものすごく重要なのだ。

 

人の話を聴いている時。

聴いているようで、

実は頭の中が忙しくなっていることが多い。

意外と自分のことを考えてたりするのだ。

 

質問したくなってたり、

自分の体験を思い出したり、

なんとかしてあげたいな、とか、

こうしたらいいんじゃない?と

アドバイスしたくなったり、

話が長いなあ・・・

いつ終わるのかなあ・・・

次の予定があるんだけどなあ・・・

あるいは、

「わかるわかる!

自分にもこんなことがあった!」

といつの間にか

自分が話し始めて、

話を持っていってしまった、

 

などなど・・・。

 

そんな経験はなかっただろうか?

 

聴く側にそんなことが起こっているので、

話す人が

「聴いてもらった感じがしない」

「アドバイスされて返って傷ついてしまった」

などということが起こるのだ。

 

まーしゃが

夫とのコミュニケーションに悩んでいた時、

「直接話せないなら、

手紙にしたら?」とか、

「eメールにしたら?」とか言われて、

「そんなこととっくに試してるわ!!」

と思って腹が立ったり、

 

「優しい旦那さんじゃな〜い!」とか、

「うちなんかもっとひどいんだから、

あなたなんて幸せよ〜!」とか言われて、

「だったらお前が結婚しろ!!」と

腹がっ立ったりして、

結局誰にも話さなければ良かった・・・

と感じた。

 

そして、

「聴く側」の人に、

そんなことが起こるのは当たり前のことなのだ。

 

その、

言いたくなってしまうことや

感じたことが

実は

自分を知る大チャンスなのだ。

「自分て、こういうことを

こんなふうに感じてるんだな!

これは好きだな。

これは嫌いだな。

・・・」

などなど。

それに気づいたら、

それはとりあえず横に置いて、

 

「聴くこと」に集中する。

「うんうん、聴いてますよ!」

という感じ。

そして、

相手を信頼する。

「きっと大丈夫!」

というような気持ち。

そして、「最後まで聴く。」

 

そして、もし相手に、

「どう思う?」とか、

「何かアドバイスくれる?」と

聞かれたら答えればいいのだ。

 

また、

どうしても言いたいことが出てきた場合は、

「ちょっと思ったんだけど、

言ってもいいかな?」と

相手に聞いてから話すと、

相手も心の準備ができるので、

安心なのだ。

 

人は人の話を意外と意外と聴いているようで

聴いていない・・・

 

誰かと話すとき、

ちょっと意識してみてほしい。

 

「聴くコミュニケーション」について

詳しく知りたい方は

こちら⬇️