『捨てられた皇妃』90話感想

~切ないルブの胸の内~

 

iNA/Yuna/D&C ピッコマ

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◆ここまでのあらすじ

皇后になる為幼い頃より血の滲むような努力をしてきたアリスティア。ところが、婚約者である皇太子ルブリスは突然現れた美優に恋をする。なぜかアリスティアのことを憎むようになったルブリスに酷い扱いを受け、遂に我慢できずルブリスに手を上げた罪により処刑されるアリスティア。

処刑され死んだはずのアリスティアは、9歳に戻っておりそこから自分の人生をやり直す。

 

 

◆90話あらすじ

貴族派の何やら不穏な密談を盗み聴いてしまうアリスティア。あと少しのところでバレそうになるところ、ルブの護衛騎士に守られ事無きを得る。貴族派の公爵と話をしていたのはアレンディスだが、そのことにアリスティアはまだ気付いていない。(おそらく)

 

疲れているだろうからこのまま城を抜け出さないかとアリスティアを誘うアレンだが、せっかくの記念日なのだから・・・と笑顔で会場へ戻るアリスティア。

 

イット王女とのタイマン(剣比べ)が迫る。騎士団の皆やセインが応援してくれ、父からも好きにやってこいと言われるアリスティア。

 

その影でルブは、「どうせならイット王女に勝ってもらいたい」と言うのだった。

 

 

 

 

 

◆90話感想

 

●アレンの裏切り?

これは、アレンが完全にティアたち皇帝派を裏切るつもりなのか、貴族派についたと見せかけて情報を聞きだしているところなのかまだ分かりません。

 

でも、アレンはティアのことが好きなのだから、最終的にはティアの為になることをしているはずなんだけど・・・でももしかしたらティアを手に入れる為にルブを追い落とそうとしている可能性もあるので心配です。

 

なんか不穏な感じがして・・・可愛かったアレンを思うと汚れていくのが、悪くなっていくのが、辛いですね。

でもどうやってもアレンはティアを手に入れることはできないから・・・こうやって悪あがきするしかないのでしょう。

 

セインのように溌溂とした真心と兄のような目でティアを助けてくれるだけが愛じゃないんだな。

 

 

 

●ルブの護衛騎士たちだっけ。帝国の騎士だっけ?


うーん・・・これはティアの護衛をしていたということなのかな。考えすぎ?
 
他国の人々でごった返す建国祭中は特にティアを守るよう言いつけられているのかもしれませんね。(予測ですが)
さてそのルブの気遣いにティアは気付くことがあるんでしょうか。
 
 

●最近登場してなかったけど、アレンも良い男になったね。
皆背が高くなって、大人になってきたので、かっこいいです。
でもまだまだ、あともう少し大人になるんですよね。
だってルブの顔が・・・1~3話の顔はもっと大人だもの。あの鋭い目。ああ堪らん・・・早く大きくならないかな・・・。
 
 
●逃げようと誘うアレン
これは・・・もしかしたらここが運命の分かれ道だったかもしれないと予想。
ここでティアがアレンの心の闇に気付いていれば・・・まだアレンは戻れたんじゃないか。思いとどまれたんじゃないか・・・と思ってしまう。
何も気付かずに「せっかくの記念日だから一曲くらい踊らなきゃ」と楽しそうにするティア。
 
・・・もう僕のレディーじゃない
 
って絶望したり
 
・・・僕のレディーを取り戻す
 
って完全に火を点けた感じじゃないかな。ああ・・・ジーザス!神よ、アレンを救って上げて下さい。
 
 
 
●お父様かっこいい
安定のイケメン。
 
ご馳走さまです。パパとの絡みのシーン・・・まじで父子とは思えん。いや紛れも無い親子なんだけど。
いやむしろ父が父で良かった。
これが父じゃなかったら、ルブは大変な敵がいたことになる。
父はかなり歳が離れているとはいえ、アリスティアとルブリス2人の恋のライバルになりえる男だ。
 
 
 
●切ないルブの胸の内
(『捨てられた皇妃』ピッコマ iNA/Yuna/D&C より)
 
 
切ないねぇルブたん。
美しい貴族娘たちに囲まれていたってその心はきっと切なくて寂しくて、どこか不思議な気持ちに違いない。この寂しそうなお背中。そっと支えて差し上げたい。
 
奥にいる金髪のお姫様は何かを察しているのかちょっと心配そうな顔してるもの。

(このお姫様はセインの兄ちゃんとフラグ立ってるの?)
 
そうなの。今、この国の王子は寂しいの。好きな子が自分とは結婚したくないって言って・・・なのに自分のことを何かすごく理解してくれているようで、どうしても彼女を諦められないの。だけど、どうしたらいいか王子も迷ってるの。
 
 
「どうせならイット王女に勝ってもらいたい」
 
 
この台詞も切ない。
 
イット王女に勝ってもらって、剣の道を諦め、さっさと自分のところに来いという意味でしょうね。
 
もしくは、負けて折れそうになった心を僕が支えてあげようということでしょうか。(たぶん前者よね)
 
 
でもティアが勝たないと・・・あの靴がイット王女のものになっちゃうからね。せっかくルブが用意してくれたプレゼントだから受け取りたいわ。
 
 
いやあの靴のデザインはちょっとどうかと思うけどwww
 
 
閲覧有難うございました。
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●登場人物

 

◆皇帝

ルブの父

◆ルブリス<ルブ>

皇太子

回帰前、ティアを処刑

◆アリスティア

モニーク侯爵令嬢

主人公

◆アレンディス<アレン>

頭脳担当(草頭)

ベリータ侯子

◆カルセイン<セイン>

剣術担当(赤頭)

ラス侯子

◆ケイルアン(白髪)

モニーク侯爵

ティアの父

第2騎士団長

◆ベリータ侯爵(緑長髪)

アレンの父

◆ラス侯爵(赤髪)

セインの父

第1騎士団長

 

◇イリア・セ・ジェノア

(茶髪巻き毛・赤目)

◇キリナ・セ・フィル

(金髪・茶目)

◇ニアーヴ・スー・ヌエン

(白髪・たっぷりの髪)

◇ダニエル・セ・バート

優男

 

ニアーヴのお友達

◇シャリア子爵令嬢

(ピンク短髪)

商団持ち

◇ナイラ子爵令嬢

(ストレート、ベージュ)

宝石持ち

◇センク子爵令嬢

(紫っぽいセミロング)

宝石細工商人持ち

 

◇ライア・セ・ハメル

(紫ボブ・紫目)

伯爵の娘・ゼナ公爵の親戚

 

◆シーモア卿

護衛騎士のひとり

◆ジューヌ卿

護衛騎士のひとり

 

 

 

 

 

▼私的な話

 

 

久しぶりにランキング5位・・・驚きました。

 

閲覧ありがとうございます。

 

不要な外出を控える時期だからなのかな。