『宮に咲くは毒の華』
89話
~飛影の旅立ち~
テル/Gya-yan/
シン ジサン
◆89あらすじ
太こうは雪蘭を呼び出し、早く王妃になって世次を作るよう助言する。そんな大役は自分にはできないと尻込みしたが、何も考えず自分に従えば良いと太こうに叱咤され、自分が都合の良い駒にされているとようやく気付く雪蘭。
その頃、妲己の父は朝議にて属国の百姓への差別を撤廃し、普通の「百姓」の身分に引き上げようと提案していた。他の大臣たちは反対するが・・・。
属国出身である雪蘭の身分を上げようとする大師の思惑に気付いている言は、太師の真の意図を探りつつ、この案を受け入れる。
その頃、飛影に出ていた外出禁止令が解かれ、祖西の国への使いが許される。なぜか宮の正門である南門ではなく北の門を使用するよう言いつけを受けるが、陛下の嫌がらせだろうかと考える。だがもうここには戻らないつもりだ。
◆89感想
今回、見逃せないのはまず、この会話。
雪蘭「お呼び頂き光栄です」
太こう「ほほ 言葉選びもセンスがある」
えー?
えー?
「お呼び頂き光栄です」に対して「センスがある」だと。
太こう、どんだけ雪蘭を甘やかしてるんだ。
ちょー普通の返しじゃないかwwwと突っ込まずにいられない性分の私。
いや見逃せないですよ。
甘やかしすぎだろ。
◆太師のわけ分からん行動・・・だけど、なんとなくあのラストに向かってきていますね。
妲己、はやく言とラブラブになりたいね。
でも、よくよく考えてみたらですよ・・・
こんなにイライラさせられて、殆ど何の進展もないように思えるけど・・・
このツンツンな妲己が言とベッドを共にする日がくるなんて、妄想するだけでおいしいと思う。言だってあんな恋愛には奥手で、鈍感で何やってんだコラってつっこみたくなるくらいの子どもっぽい男なんだけど・・・でも側室や侍女たちにはとっくにお手付きしてたんですよね。
あーもう、まだ誰にも汚されていない清らかな妲己ちゃんが、下半身だけは大人の言に優しく大事にされる場面を想像するとたまらん。ちょっと品の無い話だけど、たぶんこれ読んでるのは大人だけだと思うから良いですよね。
妲己はどんな風に抱かれるんだろうな・・・そりゃあんな強がっててもベッドの中では可愛い女子になっちゃうんだろうなぁ。そうでなきゃ面白くないわ。
やーもうこの際、ベッドの中でもツンツンしてても良いけどさ。
◆で、雪蘭は飛影が誰の為に暇請いをしたか分かってるんですね。
全ての男を持っていく妲己。
これからの飛影の動きが楽しみです。はやく妲己のところへ行ってあげて欲しい。
言に嫉妬されてひと悶着あるもよし、妲己の忠実な部下として雪蘭に相まみえるのもよし。
◆雪蘭は太こうに「私はただ陛下の女になりたいだけです」と言ってますが・・・←何かむかつくからあんま考えないようにしてたけど。ごめん。
一回で良いから抱いて欲しいだけってこと?
言の心は妲己のもんだって気付いてるの?
そこらへんの解釈がどうなのかによって、いろいろと雪蘭への見方が変わってくると思うんだ。
◆ついでに、やっと太こうの意図に気付いた雪蘭。
やっとかよー
遅すぎるやろー
と笑ってしまいました。どんだけお花畑なんだよー
でも、だんだんと言の心が目に見えて妲己に傾倒してきているので、嬉しい反面、雪蘭はかわいそうな立場なんだよなと思えてくる。
しょうがない。日本人は弱者の見方だから。ヒーローに悪者がやられてくると、今度は悪者を応援しそうになっちゃう。そういう国民性なんだもの。
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●登場人物
国・・・銀の国
[登場人物]
◆14代王(天子)
陳 明帝 ちん めいてい
◆明帝のお飾りの妻
太后
◆明帝の息子(銀の王)
言 げん
◆白 小華
はく しょうか
(妲己 だっき)
◆小華の父
白 秀英 はく しゅうえい
◆明帝の臣下?
緋温 ひおん
◆銀の従属国の姫
悠悠 ゆうゆう
(雪蘭 せつらん)
◆小華の異母姉妹
敏
◆伊月
妲己の侍女だったが
今は雪蘭の侍女
◆内官 玄宗
小華と言を幼い頃から見守る
◆雪蘭の従者・護衛
(銀髪)侍?
◆麗妃
言の側室?
◆香妃
言の側室?
飛影
◇楊秀貴ようしゅうき
街の坊?
◇半頼 ハンライ
秀貴の供?
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▼以下、私的なつぶやき
興味ある人だけ、どうぞ
ブログを書いている間はちょっと目を話しているのですが・・・
ふと息子を見ると、服が真っ赤に・・・靴下にも赤いシミが・・・
ええ・・・どっか怪我したの???
靴下の繊維にひっかかって爪が割れたとか???
一瞬パニックになる私
うわー
子育てをおろそかにしてブログなんか書いててすいませんー
と思いながら服を脱がせて見ても怪我は無し。
・・・??
↓↓↓犯人、この人でした。