『転生したら悠々自適な皇妃ライフ！？』１５話　ミアはキューピッド

ピッコマ

『転生したら悠々自適な皇妃ライフ！？』

１５話感想

原作 kkiming

文 Seong euntae

絵 N'oah　

StorySoop

◆１５話あらすじ

いきなり現れたミアについてはレアナの意見を尊重し、皇室で預かるという処置。心配するなとわざわざ自分でレアナに言いに行く程気にかけているのに、当のレアナは臣下や護衛など他の男と仲よくしていて・・・もう気になって仕方ない皇帝。

遂に仕事も手につかず、仕事人間の皇帝が珍しく自分から散策すると言い出す程のうろたえ様。

真の夫婦とは何だとテリアに聞く始末。

レアナを側室にしてから正室も迎えていないのに何が足りないのかさっぱり分からない皇帝の前に現れたミアは好きという気持ちを表現するよう伝える。

その言葉でやっとレアナへの気持ちに気づいたらしい皇帝は足取り軽くどこか（おそらくレアナの所）へ向かう。

◆１５話感想

(『転生したら悠々自適な皇妃ライフ！？』ピッコマ原作 kkiming文 Seong euntae 絵 N'oah　)

何か、ぶっきらぼうって感じの性格は分かるけど、戦ったり式典に出たり、他の臣下たちと会議してみたり...という皇帝らしい仕事中の描写があまりない。だから、特に皇帝っぽいイメージあんま無い。ごめん、皇帝。

でもよく見るとやはり顔はイケメンです。髪をかき上げる仕草、良いですねー！

「ようやく分かった気がする」

なぜ自分がイライラしていたのか、レアナへの気持ちに気付いた。ということだとは思うのですが。

好きな子への気持ちに気付いた時でもこんなにクールな顔！！さすが少女漫画のヒーローです。ヒーローは、好きだと気付いても取り乱さない！！

うっそ！！俺、アイツのこと好きだったの？？きゃー恥ずかしいー！！！

とか、なりません。笑

あくまでクールに、「ようやく分かった気がする」です。

落ち着きすぎだろう。

本当に分かってんの？？と心配してしまいます。

だって、恋なんてたぶん(絶対)初めてだよね？？皇帝！？

なのにこのクールさよ。

さすが、少女漫画のヒーローです。(でもこのローブというのか、ジャケットというのか、1番上に羽織ってるやつ...どう見ても"ちゃんちゃんこ"もしくは"こたつ"の柄にしか思えん...ニ●リかユニ●ロ辺りにありそう。皇帝なのに...くぅーー！！いや、良いんだけどね！！)

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ちなみにレアナが現代で読んだ物語の中ではヒロインだったミアが、この世界では２人のキューピッドになるようですね。

側近たちもハッキリ言えない皇帝の気持ちの確信をついて、皇帝の心をしっかりレアナに繋ぎとめています。やった！皇帝がレアナへの気持ちに気づいた！！と喜ぶのはまだ早いですよ。

気持ちに気づいても、それを上手に伝えられるか、伝えてもちゃんとレアナが言葉通り受け取るかは分かりませんからね。

だってここで両想いになったら話が終わってしまうもの。

「ミアと皇帝をくっつけなきゃ！！」と思って疑わないレアナとすれ違いにすれ違って・・・我々はまたもだもださせられるんだろうなと予想。

この話は、皇帝が皇位継承権を争っている訳でもなく、主人公が現代で医者だったとか言って誰かを助けるわけでもない。

ただ、主人公はこの世界がこれからどうなるのか、あらかたの流れを知っている・・・ということがミソなのです。現代で読んだ物語には出て来ない人がいたり、物語と違う展開になったりしているので、もう殆ど意味がないのかもしれないけど。

そうそう。物語がちょっと違うんだから、もしかしたら物語とは違ってヒロインが変わることもあるかも！？って柔軟に考えていければ良いのだけど・・・でも、物語の中での自分の立ち位置はかなり酷いものだったわけで・・・確か、皇帝と皇后の仲を裂こうとして一生牢獄生活でしたっけ。（なんかそんな感じの・・・）そんな怖いことになるかもしれないリスクがあるんだから、簡単に皇帝とどうにかなろうなんて、普通は思いませんよ。ちょっとくらい皇帝が優しくなったからって、リスク回避を怠るなんてことはありえません。だって、今のままで十分、悠々自適な皇妃ライフなんだもの。

だから・・・このまましばらくは、レアナは皇帝の気持ちに気づかないで、もしくは気づかないフリで・・・恋愛にウブな皇帝の不器用なアタックを全て闘牛士の真っ赤なムレータ（布）のごとくヒラリヒラリと交わしていくに違いないと予想。

そういえば何か事業に関わるとまではいわずとも、助言してましたね。この世界の未来を知っているのだから、医者にはなれずとも、『悪女の定義』的な感じでその頭脳も皇帝に認められ、いろんなところで助言するような立場になっていくのかもしれない・・・。