ピッコマ

『捨てられた皇妃』
~ルブリス始動!~
iNA/Yuna/D&C
 
 
 
こないだアリスティアが社交界に乗り込み、物語が大きく動いた感じ(76話)ありましたが、今回で、いよいよルブリスも動き始めたって感じです。皇帝がティアとセインの仲について噂を口にするときも何も言ってなかったルブリスですが・・・思うところはちゃんとあったようですね。そりゃそうか。それにしても、何とも思ってなさそうな顔しておいて、実はちゃんと気にしていたんじゃないか・・・とニヤニヤ・・・というよりちょっと冷や冷やしました。焦りや嫉妬を顔に出さないところ・・・さすが皇太子です。そういうのサラっとやってのけちゃうかっこよさがありますよね。
 
 
◆あらすじ
カルセインが史上最年少で騎士となる名誉ある叙任式の日、カルセインとティアとの仲を面白く思わない皇帝によって裏から手を回され叙任式に出られないアリスティア。そこへルブリスが登場し、今ならまだ間に合うと手を引いて連れて行ってくれるが。
会場に到着すると、皇太子ルブリスと共にアリスティアが現れたことに会場は騒然となる。アリスティアを連れてカルセインの前に来たルブリスはセインの最年少騎士昇格を褒め称え、これからも自分の婚約者であるアリスティアのよき友でいてくれと、公の場で「僕の婚約者だぞ」宣言をする。
 
 
 
 
◆灰かぶりの姫を迎えに来た王子様
(『捨てられた皇妃』79話 ピッコマ iNA/Yuna/D&C)
 
バババーン!
 
王子様、登場シーン!塔のてっぺんに囚われたお姫様を救いに来たナイトのよう!アリスティアはさながら「ラプンツェル」か「眠れる森の美女」です!!でも物語的には、イキナリ仕事をさせられて行きたかった叙任式に出られていないというシーンですから、「シンデレラ」の方がしっくりくるかな。シンデレラ!!大変だよ!!魔法使いの登場をすっ飛ばして、王子様が自分で迎えに来ちゃったよ!!てなるわけですが。
トキメキ過ぎて、ディズニー映画かと思っちゃったよ。もうここクライマックスかと思っちゃったよ。
 
きゃああ・・・
 
ルブたんかっこい~~
 
この長い足、何ですか。座高(最近の子たちは測らないらしい)何センチですか??しかもこの白いお洋服・・・こんなん着て許されるのはキッド様かルブリスだけだな・・・と心の中で決めました。ええ・・・このまま高い塔の窓から飛び降りて、アリスティアがルブリスにキャッてしがみついたときに背中のハンググライダー出てきて空を飛んで・・・なぜか警察に追いかけられている・・・と。もう別の物語やん・・・。とりあえず落ち着こう。
 
え、もうアリスティアはここでルブにもっ回惚れなおしたよな。惚れたよな。キューンなったよな。ええ!!なってない??んなアホな!!と、勝手に一人漫才やってしまうくらいには盛り上がりました。はい。皆さんもそうだと思いますが。
 
 
 
 
◆「僕の婚約者」発言
 
おいしいですわ。「僕の婚約者」発言、おいしいですね。牽制してますね。セインとアレンには、アリスティアを手放す気は無しと意思表示してついでにあんまり近づきすぎるなと牽制の意味にもとれます。しかも、公の場で皆にも聞こえるように言うことで、セインとの噂も終息する可能性があります。なーんだ、ただの噂か・・・と。
 
 
 
 
 
◆ヒールのルブたん

(『捨てられた皇妃』79話 ピッコマ iNA/Yuna/D&C)

 

ちょっ・・・!!

さっきのキッド様みたいなキザな登場シーンは何。幻だったの??って思うくらいの悪役顔。これ、悪役顔ですよね。確実に、「ただのヒーロー」ではないなって思うんですけど、どうですか。ヒーローじゃなくて、ヒール(悪役)じゃないですか。本当に、これじゃ仲睦まじくお茶に砂糖を入れ合ったり(?)してたセインとティアの間に割って入る悪役だよ。

 

だってこれ、目の中に海があるようですよ。底なしに深い。こんな目で見られたらカルセインもルブを好きになっちゃ・・・いやいや、怖くて膝がガクガク震えちゃうよ。そこはただ可愛いだけじゃないカルセイン・・・ちゃんと立ってますけどね。

 

ただアリスティアを迎えに行って、叙任式を見たいという彼女の希望をかなえてあげたいというささやかな願いで動いたんじゃなかったん?こんな婚約者と派手な登場して、周りに「俺たちは上手く行ってます♥」アピールして、あまつさえカルセイン(横恋慕相手)に釘をさすなどと・・・

 

 

やってくれるわ。

 

 

ルブは本当にこういうところ、強引です。強引なルブ、おいしい。

 

なんだか、きちくルブが頭に残ってるので。ルブはこういう強引な手段に出るとなぜか萌えてしまう。おいしい。いや、正当派な王子じゃないんだなこの子はって納得してしまった。だってまぁ、やり直せてるとはいえ、回帰前はあんなにティアに酷いことした人だしね。うんうん。これでこそルブだ。

 

ただ正統派な感じで清廉潔白な王子をやってくれるわけじゃないんだなと、驚き、そしておいしい!と思いました。だって、前回さぁ、モニーク令嬢の様子を見に行かれては?って声をかけてくれるハレンに、自分がそんなことしても怖がらせるだけ・・・って自重してたじゃんね。あのときはかなりティアのこと考えてたと思うんだけど・・・今のこの行動って、ティアのこと考えての行動なの?ってちょっと疑問。

 

アリスティアは、どう思ったんでしょうね。

 

いやー、社交界での変な噂を一掃して「なあんだ、やはりあれは噂なのね」って皆に思わせることで、モニーク令嬢が二股をかけているかもしれないという変な疑惑がなくなって動きやすくなる・・・そのために宣言したんだ・・・ということなら分かりますけどね。皇太子はモニーク令嬢を諦めていない(モニーク令嬢の浮気に気付いていない)のに、モニーク令嬢は二股をかけているのよ・・・という風に思われたら、もっと社交界からの嫌みが苛烈化するんじゃないの・・・という可能性もあります。

 

そんな噂どうでもよくて、トラウマのルブリスから逃げられないという恐怖でアリスティアは寝込むかもしれんし・・・

 

いやーどうなんでしょうね。

 

続き、めっちゃ気になるわー。

 

とにかく今回、ルブも動き出したな!!って感じですね。

 

今、美優がやってきたらもうカオスw

 

 

 

 

 

 

 

●登場人物

 

◆皇帝

ルブの父

◆ルブリス<ルブ>

皇太子

回帰前、ティアを処刑

◆アリスティア

モニーク侯爵令嬢

主人公

◆アレンディス<アレン>

頭脳担当(草頭)

ベリータ侯子

◆カルセイン<セイン>

剣術担当(赤頭)

ラス侯子

◆ケイルアン(白髪)

モニーク侯爵

ティアの父

第2騎士団長

◆ベリータ侯爵(緑長髪)

アレンの父

◆ラス侯爵(赤髪)

セインの父

第1騎士団長

 

◇イリア・セ・ジェノア

(茶髪・赤目)

◇キリナ・セ・フィル

(金髪・茶目)

◇ニアーヴ・スー・ヌエン

(白髪・たっぷりの髪)

◇ダニエル・セ・バート

優男

 

ニアーヴのお友達

◇シャリア子爵令嬢

(ピンク短髪)

商団持ち

◇ナイラ子爵令嬢

(ストレート、ベージュ)

宝石持ち

◇センク子爵令嬢

(紫っぽいセミロング)

宝石細工商人持ち

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ルブ、「そなたを信じている」言うてますが、そりゃそうだよね。


もし本当にセインがティアを好きで2人がどうにかなりそうだってんならそれは...



帝国を裏切る大罪。


きっと二人共、家の地位は失墜。監獄行きでしょうね。



どうしたってルブの方が立場が上なのですよね...。