『捨てられた皇妃76話』

アリスティア始動!

iNA/Yuna/ピッコマ

 

 

 

 

 

◆あらすじ

「社交界を好きにさせすぎていたようね」

モニーク家の派閥に属する一族たちの情報を勉強するアリスティア。皇妃であった頃も今も、皆で一丸となって貴族派立ち向かうべきと策を練り、売られた喧嘩を買う決意を固めるアリスティア。

数日後、ヌエン子爵家を訪れ、仲間を増やすアリスティア。父にも「やり遂げておいで」と背中を押され、ヌエン子爵令嬢を見方につける。

 

 

 

 

◆感想

 

前回・・・仮にも・・・というか普通にアリスティアは序列3位なのに、皆のあの陰口・・・お嬢さまたちには、怖いものは無いんでしょうかね。私だったら、序列が上の家の令嬢に悪口を言うなんてとてもとても・・・。

 

しかも皇妃に1番近い立場で、序列2位の子息とも、序列1位の子息とも仲が良いんですよ???普通は仲良くなろうとしないでしょうか。なのに、むしろ煙たがって、自分の方がふさわしいと悪口まで。お嬢さまたちは皆、肝が据わっていらっしゃる。怖いよー。

 

・「私の背丈がもう少し大きければ予備のドレスをお貸しすることができたでしょうに」って・・・これ何か良い雰囲気になってるけど、私は、早速嫌みを言ってるのかと思って、一瞬肝が冷えました。

 

別に「貴方の方が背が低いわね」とマイナスなことを言ってるわけでもないし、背が高いのは良いことですよね。「力になれずすいませんでした」と謝っているわけだから、良いのか・・・嫌みじゃなかったのね。と納得した後も、何か怖かったです。女の戦いだー怖いーと思いながら読んでいるせいでしょうかね。

 

・「まさか私に機会をくださるのですか」

ババーン!!っていう効果音が聞こえてきそうな顔ですが・・・何も言えない・・・・ヌエン自体は優しそうで良い子そうで、仲良くすればいいのにと皆思ってたでしょうから、安心なんだけど、素直に安心できないこの雰囲気。この話は今まで王子や子息とばかりつるんで全く女性との絡みが無かった。もう無いのかと思ってたのに・・・やはりあるんですね。何か不安・・・。

 

・二度目の人生なんだから、この子たちがどういう子なのか知ってんじゃないのって思ってしまうけど、それはあんまり知らないようですね。うーん・・・皇妃のときの社交界活動どうだったんだろう・・・

 

・打算で付き合う女子たちをまとめながら、全く打算のない(?)本物の友人であると思っている2人の男を思い出すアリスティア・・・ここの描写上手いですよね。ここで2人のことを思い出すなんて、切ないですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

●登場人物

 

◆皇帝

ルブの父

◆ルブリス<ルブ>

皇太子

回帰前、ティアを処刑

◆アリスティア

モニーク侯爵令嬢

主人公

◆アレンディス<アレン>

頭脳担当(草頭)

ベリータ侯子

◆カルセイン<セイン>

剣術担当(赤頭)

ラス侯子

◆ケイルアン(白髪)

モニーク侯爵

ティアの父

第2騎士団長

◆ベリータ侯爵(緑長髪)

アレンの父

◆ラス侯爵(赤髪)

セインの父

第1騎士団長

 

◇イリア・セ・ジェノア

(茶髪・赤目)

◇キリナ・セ・フィル

(金髪・茶目)

◇ニアーヴ・スー・ヌエン

(白髪・たっぷりの髪)

◇ダニエル・セ・バート

優男

 

ニアーヴのお友達

◇シャリア子爵令嬢

(ピンク短髪)

商団持ち

◇ナイラ子爵令嬢

(ストレート、ベージュ)

宝石持ち

◇センク子爵令嬢

(紫っぽいセミロング)

宝石細工商人持ち