ララの結婚2巻

感想

ためこう/

ビーボーイDX

 

 


 



 ●あらすじ

双子の妹(ララ)には好きな人がいるのに、権力ある家との結婚が決まってしまった。妹を好きな男と逃がして自分が身代わりになり、さっさと逃げるつもりだった兄(ラムダン)だが、もともと権力者(ウルジ)の想い人は兄のラムダンの方で・・・。

 

 


 

 


●登場人物

○ラムダン(受け)

大自然育ち

○ウルジ(攻め)

町一番の富豪の跡取り

○パドマ

放蕩三昧ウルジの兄

○ララ

ラムダンの双子の妹

○タシ

ラムダンの幼馴染

 

 

●感想とネタバレありのあらすじ

 

電子版で全191ページですが・・・え?もう終わったの??半分くらいじゃね??っていうくらいチュンで読んでしまいました。(チュンって、標準語圏では使わないんだろうな・・・久しぶりに使った。)

 

 

 

「お前がウルジの嫁か これはまた・・・あいつこんなに面食いだったか?」

 

放蕩息子ウルジの兄、パドマが帰って来た。早速押し倒されてお約束の展開・・・うむ。

 

 

「なるほど気に入った」




 

お約束の「気に入った」発言。

ドヤ顔。しかしドヤ顔でも見逃してませんよ私は。

このパドマ様の胸の斑点は!!!

「女好きの放蕩息子」なんで、やっぱキスマーク???

きゃーえっちよー!!!

 

 

「彼女はお前のものなのか?」

 

 




ここ。ラムダン、すごく体が小さく描かれてておいしいですが、男なのに・・・不思議。これは年齢がまだ幼いってことで良いんでしょうか。それも萌えるけど。

 

いきなり、兄パドマは、家の屋上から大声でウルジとの決闘を宣言する。

決闘で決まったことは絶対。

 

俺が買ったらウルジの嫁ララ(ラムダン)を貰うと言いだす。

 

一人になったララは誰のものになるか分からない不安で寂しさをつのらせる。本当はこんなところで長くいるつもりもなかった、本来ならララを逃がす時間さえ稼げばこんなところ、さっさとズラかるつもりだったのにねラムダンw




 

(誰かオレの名前を呼んでくれ・・・)

 

そんなとき、思い出したのは抱きしめて名前を呼んでくれたウルジのこと・・・。

 

ウルジのことを思い出し一人でするラムダン・・・かわいい(^O^)/

 

まだ誰かをちゃんと愛したことがない・・・と、ウルジへの気持ちがよく分からないラムダン。でも体はウルジから受けた快楽を、優しさを覚えている。

 

 

決闘祭、当日

 

放蕩息子だ、力は弟(ウルジ)の方が上だと言われてはいるが、本当は兄もよくできる男。なのに、できないふりをしていた。本当に勝つ気のなかった兄と真剣な話の最中、最後の矢で勝敗が決まる・・・というとき、真ん中にバチーンと矢を当てたのは、山育ちのラムダン!!!

 

「ララ様・・・!?」

 

できすぎやー!!!

できすぎやけど、こうなると思ってたけどー!!!

 

 

ウルジのことをもっと知りたいと思い、ウルジの話を聞くため兄の方を選ぶラムダン。

 

二人の母はとても優しい人だった。でも、ウルジを産んでから病床に伏せっており、ウルジは寂しい幼少期を過ごしていたという。

 

「ウルジは最初からずっとお前にベタ惚れだそれはもう眩しいくらいに」

 

「それだけは確かだ」

 

 

 

次の日、ウルジが出て行く前に性の不一致にてこの結婚を破断にすると言い放つ兄。さっさと村を出て行った。

 

早速、一晩兄と過ごしたラムダンの体を調べようと不機嫌なウルジと早急なベッドシーンです。

 



 

 

「どうだかあの兄だ それにお前は俺を選ばなかった」

 

「それは・・・っ」

 

「言い訳は必要ない」

 

怖いウルジ様、最高です。

 

体を確かめ、兄とは何も無かったと確信し安堵するウルジ。

 

いつも思うけど、こういうのよくあるけど、マジで指やモノ入れて、未遂だって分かるもんかね。っていうのは置いといて。

 

「大丈夫だラムダン可愛い」

 

はるか遠くから矢を一発で、的に当ててしまう程男らしいラムダンだけど、ラブシーンではとろとろに蕩けて可愛いです。

 

そういや2巻の予告とかで「あいつの女にさせられた」みたいな文句あったけど、2巻そこまで濡れ場無かったよね。1巻の方が盛り盛りでしたわ。いや2巻も面白いんだけどね。

 

ちょー愛されたラムダン。

 

朝起きて、椅子に座って寝こけてるウルジに文句を言う。このシーン、良きです。

 

「人の事散々好きにしておいて自分勝手だな」

 

「お前なんか嫌いだ」

 

「今なら何でもできるぞ」

 

と言いながら寝てるウルジにキスするラムダン。

 

うわーご馳走さまです~

 

 

そしてようやく雨降って地固まった感じの2人。

1日の流れもできてきた頃、ラムダンも少しずつウルジの仕事を手伝うように。

 

あるとき、ウルジが仕事で家を2か月開けることになるが、そのとき、ウルジの父から子どもを設けない妻は認められんと言われる。ウルジの気持ちは・・・と一瞬よぎるラムダンだが、第2夫人を娶ることを勝手に承諾する。

 

承諾したくせに、そんな自分をウルジはどう思うのか、自分はウルジのことをどう思っているのか苦しむラムダン。

 

ウルジが長旅から帰ってくると、第二夫人のアリアナ(親戚筋で顔見知り)が嫁いできて、ラムダンから「お前の最善は子どもをつくることだ。そして俺を介抱してくれ」と言われる。

 

結婚は好きな人とするものだから帰ってくれと言うウルジだが、アリアナはウルジのことを好きだった。だから好きな人のところに嫁いできたという。

 

ウルジと話をしなければ・・・とウルジの部屋に行こうと扉の前に立ったラムダンは、恋人と楽しくやっているだろうと思っていた妹ララの消息について重要な秘密を知ってしまう。





 

 

あちゃー

 

 

 

 

●感想

面白かったです。この話は完全に少女漫画ですね。ラムダン可愛いし、ウルジは非の打ちどころが無いし。王道でめちゃ可愛いです。これはもうBLっていうか「少女漫画」のくくりでも大丈夫(良い意味で)と思うくらいです。

 

2巻はラブシーンが1巻より少なめな(気がする)のが残念ですが、(少ないように感じただけでしょうか。いや少ないですよね??)だんだんラムダンがウルジへの気持ちに気付いてくるのがとってもキュート。可愛いですね。男らしい面もあるけれど、まだまだ恋も知らなかった初心なラムダンの心の成長にも期待です。

 

「だんだんラムダン」って、なんか語呂が良い・・・。

 

ウルジは町1番の富豪の息子だけあって仕事もできる、人間的にも成熟している、そういうことにも慣れている・・・と。おいしいわ。ラムダンを娶る為に家を継ぐと決心しただけあって仕事も精力的にこなし、町の人々からの信望も厚い・・・。そんなウルジに熱望されるラムダン。良きです。ウルジの気持ちがだんだんラムダンにも伝わっていくのがおいしくて可愛くて、この展開ほんとうにご馳走さまです。

 

ララはきっと、ラムダンと仲が良かっただろうから、兄が自分のせいで身代わりに・・・不幸になっているのではないかと心配で行動を起こしただけと予想。きっと、ラムダンも、ララとの会話の中でなのか、ウルジが迎えに来てからなのかは分からないけれど自分の気持ちに気付く場面が3巻で見られそうですね。

でも両想いになったらその後はどうなるんだろう?面白いしこの世界観が好きなのでもっと続いて欲しいですが、終わらせようと思えば3巻で両想いになってはいハッピーエンド(^O^)/なってもおかしくないのでちょっと心配ですね。

 

勝手な話ですが、終わらないで、せめて5巻くらいはいって欲しいものです。

 

そしたら、ラムダンはウルジへの気持ちには気づくけれど、まだもうちょっと意地張って引っ張っても良いかなーみたいな。←普段はもっと早よ自分の気持ちに気付け!!って文句言う癖に。

 

 




▼以下、私的な内容です。▼



どうもこんにちは!

始めましての方もいつもお世話になってますの方もご訪問ありがとうございます!soyoです。


電子と紙を比べて、電子派閥なのに、衝動を我慢できない私は新刊出たらさっさと紙で買っちゃって、本棚に変な巻数だけある・・・みたいな状況になってるのですが。ズボラな私も、そういうのは気になる・・・最終的にはどっちかで全部揃えなきゃなぁと思ってるのですが・・・うーん・・。

 



電子で全巻持ってるけど紙で新たに揃えようとするモノあれば、紙を売って電子で残そうとするモノも・・・もしくは電子で買ったけど消すに消せず困るモノまで(^O^)/で、やっぱブログでレビューを書く上では断然、電子が良いですね。開きっぱなしに出来るのが最強です。



で、この話はとりあえず電子で追っかけてるやつですが・・・いつまでモツがどうか・・・3巻は待てずに紙買っちゃいそーな勢いです。