布田駅から三鷹通りを北へ。甲州街道にぶつかったら東へ折れる。国領神社の手前の路地を曲がれば、木製の看板がお出迎え。創業一四〇年を越す遠藤材木店が今年の二月にオープンしたばかりの『MOCOFFEE(モッコーヒー)』だ。
店内を大きなガラス窓がふたつの空間に仕切っている。カフェと工房。カフェスペースは一階にカウンター四席とソファ五席。中二階には六席。ガラス窓の向こうの工房ではDIYの道具が立派にそろって、なにやら作業をしている姿も。
「木の香りとコーヒーの香り。どちらも味わえる場所です。地域に根づいたお店にしていきたい」と、店長を任された大崎瞭さん。
店もスタッフも若い力があふれる場所は調布の新たなパワースポットかも?
(『そよかぜ』2020年4月号/ひとやすみ)