思春期の入り口に立ったこともあり
毎日不機嫌かつ無愛想。
先日、仕事で旦那氏も留守
課題が終わった休日の午後
ふと時間が出来たので
無理やり誘って観に行ってきました
ボヘミアンラプソディー
母が見たかっただけなんだけども
長男は定期試験のあとで
友達と見に行く約束してるとか。
小6の次男に
一緒に行こう、と誘ったら
うー
と返事。
行く?行かない?どっち?
知らね。
どっちでもいーし。
気を使ってても仕方ない
ササッと予約して、着物きて。
はい、行くよ、クルマ乗って。
映画館はこの辺りでは珍しく満員
人気あるよね。
わたしは、クイーンどんぴしゃり世代の少しあと
も少しオトナのバンドというイメージで
見上げていたから
ライブエイドでの復活ライブからは
記憶がある世代。
でも、キリンメッツや、
カップヌードルのCMに囲まれて育ったので
王道ロックとして聴いてました。
21世紀生まれの子供たち
入り口からして違うんですもの
洗礼を、赤子のうちから何も知らずに楽しみ
北浦和のレジェンド ラグフェアのコントで
クイーンをはじめて意識したみたい。
その後YouTubeなんかで
本家を観ていたようです
さて、映画ですが
同性愛の描き方とか、小6には難しいか?
ショックを受けるか?と
危ぶんだのですが、そのあたりは
意外にクリアできたみたい。
ただ、ゲイやエイズに対する
当時の世間の空気の厳しさや、
当事者の向き合う恐怖感は
確かに今とは違うかも。
私も忘れていたなー、
今の子に、伝わったかな?
数十年の間に、こんなに世の中変わったんだ、
と、実感しました。
ストーリーと、
挿入される曲のタイミングが
いちいちグッとくるのですな。すごいなこれ。
そして圧巻の歌唱力。
もう、後半になるとクイーンとしか思えない。
コッソリもいっかい観よう
息子の様子を伺うと、
先程までの不貞腐れモードは何処かへ
ライブのシーンは、
心なしか前のめりになって
もう、文句無しに楽しんでいる様子でした。
帰りの車の中で
どう?良かった?
と聞きましたら
うん?あー、まあー。
と気の抜けた返事。
そんなものかな?と思っておりました。
夕方
中3兄の部屋で何やら話し声
弟が遊びに行ってるのね、
と食事に呼ぼうと思って近づくと
すっげえいいよ。
良かったんだよ
にいちゃん、絶対見なよ
感動するよ!!
力説してる声が。
お?おお?
そうかそうか、と
少しニマニマしながらそーっと
台所に戻りましたよ
唐揚げオマケしちゃうよ

