自然布展へ | 心と暮らしの整理 覚書き

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初夏の北鎌倉が好きです
日々、緑が濃くなっていく
紫陽花の咲く少し前の この時期


雨上がりの今日、旦那氏を誘って
ようやく来れました
古民家ミュージアムの自然布展
静かな館内には
苧麻や葛布、などの貴重な織物、
生活に根付いた日々の着物、
身分の高い人や、その子供が着たであろう
豪華な刺繍や染めの夏物小袖など
驚くほど良い状態で
贅沢に展示してありました。

それぞれのお品には
作られた時代は書いてなかったので
想像するしかないのですが。

今では見かけない、素晴らしい絣の上布や
やっと歩く位の子供かしら、小さな着物
息づかいが聞こえるような、火消しの装束

まだ肩揚げの残る、
蝶柄の夏物は袖も長く
こんな着物を着た娘さんはきっとすごく
胸がときめいたろうな などと

想像する時間はとても楽しく
良いひとときでした。

きものは
先日と同じ薩摩結城に、ギボウシの帯
青緑織帯締めに紺の帯揚げ
襦袢は麻で。
少し暑い雨上がりにちょうど良い
心地よさでした


ゆっくり散策したかったけれど
子供も帰ってくるしで
ささっとお昼を食べて
帰宅の途につきましたよ。