8年間居候させていただいたお家のおばあちゃんが先日亡くなられました。
毎日丁寧に手入れをして、一年中お庭にきれいなお花を絶やさない、お化粧を欠かさない、お花が大好きなステキなすてきなおばあちゃんでした。
亡くなる直前病院へお見舞いに行った時はもう意識はありませんでした。
聞こえているのか見えているのかもわからない状態。
いま通じるのは思いだけなのかなと語りかけていました。
意識がないのをいいことに、肩や背中やお顔を触らせていただきました。
この8年で初めてのことかもしれない。
あぁ、なぜこうなってから、私はこうしているんだろう と思いました。
お元氣で意識のある内に、触れればよかったのに。
もっと色々お話をすればよかったなぁ。
一回くらい一緒にどこかへでかけてみればよかったなぁ。
私のお芝居一度見てみたいと言ってくれていたのに、もっともっと早くにたくさん誘えばよかったなぁ。
もう意識がなくなったおばあちゃんには、「真田丸」の次の回も、「きょうの健康」も、冷蔵庫の中の食材も、みんなそこまで。
大好きなお庭の草も引けない、お花に水もやれない。一切すべてに手を出せなくなってしまっていました。
肉体が途切れた時に残るものは?
思い出。
生きている間に残せていけるものってなんだろう。
もちろん作品などの物質や、子どもということも絶大だけど、
誰かに何かを教えるとか、
お話をしたり思い出を共有するとか、
ふれあうこと。
氣安めレイキで一度お背中に手を当てさせてもらったことがありました。
それはやっておいてよかったと思えました。
生きている内に触ろう
と思いました。
言おう、誘おう
と考えが改められました。
これから
「お願いだから触らせて」
と言っていこうかと思います。
おさわり魔になるヘンタイ宣言。
あたりさわりなくでなく、
もっと喜んでもらえるには と、
ひとつ一つ大事にすればよかった。
忙しいなんて嘘だなと思いました。
これからそう生きよう。
そう思わせてくれたことを本当に感謝しています。
これまでたくさんのお心遣いをいただいたこと、感謝しかありません。
ご縁も何も感謝しかないです。
またお会いできる日を祈ります。
この記事のものも全てそうです。
私は幸せでした!!!
最後までひとり言をご覧いただき、おばあちゃんのお花をご覧いただき本当にありがとうございました!!