私はバイトで配膳のお仕事をしております。
あるお仕事先で、お店全体をめちゃくちゃ仕切って、周りからうるさい小さいおばさんがいる、と少し煙たがられているM田さんというお姉さん(中居業界で女性の先輩の呼び方)がいます。
その人の指示が絶対で、その人のペースに合わせてやれば万事うまくいくという感じです。
でもこの方の才能に私は感銘を受けています。
とにかく声が大きくてパワーにあふれていて、どのお席に入っても必ずお客さんの心をつかむのです。
ある時ひとりのお姉さんが、
お客さんからコーヒーが来るのが遅いと言われていて、それからしばらくしてもなかなか厨房から上がって来ずにまた催促されてるんです。と、M田さんにおどおどした感じで言っていました。
M田さんは、
「そんなん今ご用意してますからちょっと待って下さいね。て言えばいいやん。」
と返します。
でも多分同じことを繰り返して言うだけで、お客さんのストレスは変わらないとそのお姉さんは困っていたのだと思います。
M田さんは辛気臭くなって、そのお客さんのところへ向かいました。
お部屋に入るなり大きな声で
「ごめんな~!今豆買いに行っとってん!!」
お客さん ドッ(笑)
これはお料理が出るのが遅い時の、よくある返しのパターンではあるのですが、エネルギー量と何よりお客さんの笑いが今まで見てきたものとはまるで違いました。
模範例ではないでしょうか。
これとは別で、お客さんのある新年会の出し物で、お店が用意したCDプレーヤーが動かずトラブルがあった時も、それを知ったM田さんは躊躇なくお部屋に入っていって、何かお客さんに話していたかと思うと、また
会場から ドッ という笑い声が聞こえてきました。
すごい…
行く部屋行く部屋、確実に笑いをとるのです。
マイナスエネルギーを笑いに変える、というのはどの業界でも、どの人の人生においても不可欠なものだと思います。
ある人も完全にミスをしているのに、全然気にならない、むしろ面白い人もいます。
失敗したというそのことそのものよりも、どういった空気を発し続けるかともいうことの方が、生きていく上で、人に対してよっぽどよっぽど大事なんだとしみじみ感じます。
もちろんそればかりではいずれは信用をなくしたり、責任感がないという評価にはなるでしょうけど、(M田さんのいるお店やお客さんの雰囲気や土地柄もあるだろうけれど)たった一つの間違いに過敏に反応しておどおどしたり焦ったり不快な空気を増殖させるよりは絶対にいいと思いました。
「空気の始末」ができる人が、生きていきやすいんだろうなと改めて学ばせていただきました。
感謝感謝感謝です
(^ω^)







♡今日のありがとうパワー♡




何があっても今この瞬間も、毎瞬毎瞬私は心も頭も身体の細胞一つひとつがどんどんよくなっている。
幸せです。ありがとうございます。感謝。
ありがとう
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あなたもこの瞬間ごとにどんどんよくなっています。感謝
ありがとう感謝
(≧∇≦)

