つづき
障害を越えて一緒に楽しめるお祭り「北こみフェスタ」参加させていただくことになり、障害を持つ方の理解を深めるためのオリエンテーションに私も参加して来ましたm(_ _)m
肢体不自由の車イスの方、見た目にはわかりづらい障害の方のお話も聞かせていただきました。
72歳まで普通に暮らしていたけれど、脳内出血から左半身が麻痺されたという方。
リハビリで回復をされましたが、車イスでの生活です。
不便があっても、色々な工夫でうまくできることもあるとおっしゃります。
だけど路上での迷惑駐車など、無配慮な行為にはどうすることもできないとお話されます。
押す側は、段差に差しかかる時の声かけ、坂道での注意などが必要です。
乗ってみて感じました。たしかに道幅が狭かったり、ちょっとした段差でもあるのは困ります。
そして見た目にはわかりづらい障害です。
てんかんや発達障害、高次脳障害、ADHD、自閉症スペクトラムなど。
普通に見えるけど記憶ができなかったり、言葉が出てこなかったり、感情をコントロールできなかったり。
どこまでが障害でどこまでが性格なのかわからず理解を得られないため、障害を隠して社会生活を送らなければいけないケースも多く生きづらいそうです。
Aさんは小さい頃から人の心が理解できず
、自分をどう気をつければいいかわからず悩んでいたけれど、大学に入り高次脳障害であると診断されて、内心安堵したと話されます。
私なりその気持ちが、わかります。
今回、参加させていただいて思ったのは、全員何かの障害者だということです。
分野が違うだけで、何かが欠けています。
だから周りの配慮が必要で、この人には何を補えばいいのだろうと全員が全員に決めつけることなく考えられればいいだけなのだと感じます。
だけど不思議なのは、欠けているからこそその反対側が際立ち、同時に何かのエキスパートでもあるということです。
見えない方は聴覚的表現のエキスパート、聞こえない方は視覚的表現のエキスパート、動けない方は工夫創造のエキスパート、社会生活が送れない方は既存社会への問題提起のエキスパート。
才能の塊ですね。
そしてこのオリエンテーションは若者だけで企画運営されて、司会をつとめたのは男子高校生と視覚聴覚のある女の子でした。
言われるまで気付かないくらいしっかりとした振る舞いで感心しました。
最後に、色々なお話を聞かせていただいた中で視覚障害を持つ方のお話が特に印象に残りました。
ある雪の積もった日のこと。
視覚障害者施設のすぐ近くに小学校があるらしいのですが、その小学生の子が職員室に来てスコップを貸してほしいと言って来たのだそうです。
先生が「何に使うんだ?」
と聞いたところ、
「視覚障害者の人が、雪が積もって点字ブロックがわからないで困っているだろうから、それを取り除く」
と言ったのだそうです。
(TДT)(T_T)
…あかん。
やさしい。
感動したとおっしゃります。
心からすばらしいなぁと思います。
そういう、心を大事にだいじにしていきたいですね。
若い人を中心に、世界はどんどんよくなる予感がする。
それを感じさせられるとてもステキなお祭りです。
ぜひ遊びにいらして下さいm(_ _)m

第3回「北こみフェスタ」
【日時】2014年3月8日(土)11:00~16:30(ステージ 13:00~16:30)(ブース~15:)
☆私は14:40~15:00の出演予定です(^ω^)
【場所】北青少年活動センター
TEL: 075-451-6700
【料金】無料☆
【内容】
年に一度の北青少年活動センターをすべて使ったお祭りです。 北こみフェスタの”こみ”とは「コミュニティ」&「コミュニケーション」。 障がいのある人と若者とが楽しみながら交流し,理解を深め合う事をコンセプトにしています。
青少年グループ、個人の施設利用者によるダンス・演劇・アカペラ・コーラス・手品・漫才・バンド等のステージ発表や、販売コーナーや体験コーナーなど♪
どうぞよろしくお願い致します(=´∀`)人(´∀`=)(≧∇≦)


