つづき

市川猿之助さんは大活躍中でいらっしゃるそうですが、舞台上ですばらしい跳躍力でした。「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」では、市川中車さん演じる石川五右衛門の名シーン「絶景かな」。
この台詞はお客さまがまばらでは成り立たないそうですが、市川猿翁さんとの演技を見届けようとするぎっちりの客席を前になんの問題もありませんでした。
これはもう二度と観れないかも知れないなぁなどと思いながら(いや、まぁ…はい舞台は生ものですから観れないんですけどね)歴史的な瞬間に立ち合ったような気持ちになりました。

「みせる」というのは、人の人生そのもの、よく言われますが"生きざま"そのままなのだなぁと改めて感じました。それすら見せ物にする、というか、それこそが見せるもの、というか。


…とりとめなくすみません。
よかったです!!!